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なりたい職業を探す/憧れの職業がきっと見つかる

「憧れの職業になるには?」を中心に、専門学校・大学・短大への進学を目指す高校生・社会人の方に向けてコラムやニュースを配信しています。

消防官になるには?

消防官

消防官になりたい」と感じていても、中には目指す方法が分からない方もいることでしょう。効率良く勉強を進めるには、消防官を目指す方法について、しっかりと理解しておくことが大切になります。

そこで今回は、消防官になる具体的な方法などをご紹介していきます。

 

消防官になるには

消防官になるには、「消防官採用試験」を受けて合格する必要があります。地方公務員である消防官の試験は、自治体によって受験資格の区分や試験の内容、倍率などが異なります。

分かりやすくイメージするために、東京都を例に挙げてご説明しましょう。消防官採用試験は「I類・II類・III類・専門系」に分けられており、I類は21歳以下の大卒者から29歳の方までが、受験資格を満たすことができます。II類は20歳以上、III類は18歳以上のように、区分によって受験資格が異なります。自治体によっては、学歴での区分もあります。その場合はI類が大卒程度で、II類が短大卒程度、III類が高卒程度となっています。

消防官採用試験に合格した人は消防学校に通うことになり、一人前の消防官になるために専門的な知識やスキルを学びます。この消防学校を卒業すると、晴れて消防士として働くことができます。

 

消防官の一日

いつ起こるか分からない事故や災害に対応するために、消防官は基本的に24時間体制で待機しています。朝は午前8時30分からの業務開始となり、まず始めに前日勤務の消防官と業務の引き継ぎを行います。その後、すべての装備と無線の点検を行い、異常がないかチェックしておきます。

勤務交代と点検作業が終わったら、本格的な業務にあたります。書類の整理や立ち入り検査を行い、腕立てや腹筋などのトレーニングもこなしながら、いつ出動してもスムーズに体が動くように備えておきます。

午後からの業務は、出動信号のテストから始まります。出動信号のブザーは「火事・救急・救助・警戒」の4種類があり、それぞれ違った信号音で指令を出します。出動信号はスムーズに出動するために必要な装置であるため、異常なく使用できるかどうかを毎日チェックしています。

その後は訓練の時間です。救急・救助・放水などの訓練プログラムや、チームでの動きを確認する部隊訓練があります。訓練が終わったら、署内を清潔に保つための清掃を行います。

夜になると仮眠を取ることができますが、パジャマや部屋着に着替えることはなく、突然の出動に備えて制服で眠りにつきます。翌朝起床し、出動信号のテスト、掃除や車両の点検を終えたら、次の日の職員との交代準備を行います。

このような流れで、消防官の24時間勤務体制は引き継がれていきます。

 

消防官の将来性

近年の傾向として、国内では台風や噴火、地震などの大規模な自然災害が多くなっています。そのため、消防官の必要性はますます高まってきており、災害現場で仕事をする消防官も増えています。

また、消防官は給与や昇進のシステムがしっかりと整っているため、日々努力を続けていれば、昇給や昇進を期待することができるでしょう。

 

消防官の服装

警察官と同じように、消防官にもブレザー型の制服があります。しかし、常に出動に備えておく必要があるため、普段は「執務服」と呼ばれる作業服のような制服を着ています。その上に、出動時の任務に合わせて、防火服やオーバーオールなどを重ねて着ます。

 

おわりに

消防官になることは難しく、なってからもさまざまな訓練を積み続ける必要があります。しかし、だからこそやりがいのある職業であり、消防学校を卒業した時には、自分に誇りを持つことができるでしょう。そのためには、消防官になる方法をしっかりと理解して、正しい方向性で努力を続けることが大切です。

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