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なりたい職業を探す/憧れの職業がきっと見つかる

「憧れの職業になるには?」を中心に、専門学校・大学・短大への進学を目指す高校生・社会人の方に向けてコラムやニュースを配信しています。

消防官に必要な資格

消防官

消防官は身体的な能力だけでなく、時には知識が求められることもある職業です。例えば、ケガ人に応急処置をする時には、専門的な知識を備えていなければ適切に処置をすることができません。そのような、実践につながる知識を証明できる資格を取得している消防官は、周りから評価されるだけでなく、地域住民からも信頼されるでしょう。

そこで今回は、消防官が取得しておいた方が良い資格についてご紹介します。

 

消防官の資格

消防官は、消火活動や人命救助など特殊な仕事をこなす職業であるため、資格が必要になると思われがちです。しかし、実際には資格を取得していなくても、消防官採用試験に合格すれば消防官になることは可能です。

消防官採用試験には受験資格が設けられており、受験するには各自治体が定める身体条件を満たす必要があります。東京都の男性の受験資格を見てみると、身長160cm以上・体重50kg以上に加え、視力や握力などさまざまな受験資格が定められています。

また、消防官の採用に資格は必要ありませんが、スキルアップやキャリアアップの手段として、「救急救命士」の資格を目指している方は多く見られます。就職前に救急救命士の資格を取得しておけば、消防官採用試験の面接において、自分をアピールすることにもつながるでしょう。

 

救急救命士とは

救急救命士とは、救急車に同乗して現場で高度な応急処置をする人たちのことです。救急救命士になるには、国が実施する国家試験に合格しなければなりません。

現場で行える医療行為の範囲は、医師や看護師などの職業や資格によって厳しく区別されています。その中でも救急救命士は医師の指示のもと、かなり踏み込んだ医療行為ができます。

ケガ人や病人に最初に対応するのは、基本的に医師ではなく救急車に同乗する消防官です。救急救命士が現場で苦しむ人にできる限りの処置をいち早く行うことで、命が助かる可能性も高まるでしょう。

 

救急救命士の試験

救急救命士の受験資格を得るには、救急救命士のコースが備わっている大学、または救急救命士を養成する専門学校を卒業する必要があります。また、消防官になってから5年間以上(2,000時間以上でも可)実務経験を積み、救急救命士を養成する消防学校に半年間通う方法でも、受験資格を満たすことができます。

試験内容は医学が中心であり、基礎医学以外にも臓器器官別臨床医学・臨床救急医学各論・病態別臨床医学など、幅広い分野から出題されています。試験は毎年1回実施されており、平成26年度の試験は東京都や大阪府を含む5つの都道府県で実施されました。

 

救急救命士の合格率

救急救命士の合格率は、約80パーセントとされています。試験で出題されるのは、多くが医療の基本となる知識であるため、きちんと対策をすれば合格は難しくないでしょう。

 

おわりに

今回ご紹介した救急救命士の資格は、消防官として働き始めた後からでも取得を目指すことができます。しかし、働き始めてからでは勉強の時間を確保できない恐れもあるため、取得を目指す方は早めに対策を始めることが望ましいでしょう。

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