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建築士に必要な資格

人々が普段何気なく利用する建物には、建築士が深く関わっています。人が住む住宅や大きな商業ビルを、「自分が設計してみたい」という夢を抱く方もいるでしょう。では、そんな建築士になるためには、どのような資格が必要になるのでしょうか。

ここでは、建築士に必要な資格をご紹介します。

建築士の資格

建築士として働くには、建築士の国家資格が必要となります。この国家資格には「1級建築士・2級建築士木造建築士」の3つの種類があり、取得する資格の種類によって、設計できる建物が異なります。

ほかにも、建築に関する資格には「土地家屋調査士」や「建築施行管理技士」、「技能士」などがあります。ただし、建築士の方がキャリアアップを目指す場合には、2級建築士木造建築士の資格を取得した後に、実務経験を経てから1級建築士の取得を目指すケースが多くなっています。

建築士の国家資格とは

建築士の国家試験は、1年に1度実施されています。この国家試験に合格すると、国土交通大臣もしくは都道府県知事から、建築士の免許を受けることができます。

小規模な建物を除き、建物を設計・建築するためには、基本的にこの国家資格が必要となります。本人や家族が住む場合であっても、国家資格を取得していない人が、建築を設計・建築することは日本では許されていません。

この国家資格には、受験資格が定められています。例えば、実務経験を積まずに受験資格を得る場合には、所定の専門学校・大学・短大を卒業する必要があります。学歴によって、求められる実務経験の長さが異なるため、受験前にしっかりと確認することが大切です。

また、1級建築士に関しては学歴に関係なく実務経験が求められるため、注意しておきましょう。

建築士の国家資格の試験

建築士の国家試験には、「学科試験・製図試験」の2種類があり、学科試験に合格すると製図試験を受けることが可能になります。

2級建築士木造建築士の試験では、一般的な建物を建てるために必要な知識が問われます。学科試験は5つの選択肢から1つを選ぶ形式であり、建築計画や法律、構造、施工などの問題が25問ずつ出題されます。製図試験については、あらかじめ出題される建物の設計図書を作成します。

1級建築士の試験では、さらに高度な問題が出題されます。学科試験では前述した問題に加え、環境や設備の問題も範囲に含まれてきます。

建築士の合格率

2級建築士の合格率はおよそ20%から25%、木造建築士の合格率は30%から50%ほどです。最も難しい1級建築士の合格率は、毎年10%前後とされています。

おわりに

建築士として働くには、国家資格の取得が必須となります。専門的な知識やスキルが問われることになるため、学校のカリキュラムを単にこなすだけでなく、自分でもコツコツと勉強を進める必要があるでしょう。