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製菓衛生師の資格とは?

「食」は人間が生きていく上で欠かせないものです。しかし近年、生産や流通のあり方が変化し複雑になったことで、食の安全をめぐって多くの課題が生まれています。このような状況の中、お菓子の安全を守ることができる製菓衛生師の社会的役割は、ますます重要になっています。

ここでは、そんな製菓衛生師になるために必要な資格や、試験の合格率などについてお伝えします。

製菓衛生師の資格

製菓衛生師として働くには、国家資格の「製菓衛生師免許」が必要です。製菓衛生師免許は、安全なお菓子を作るための知識やスキルを持っている証になります。

お菓子は生もので、一歩間違えればお客さまに大変な苦痛や心配を与えてしまいます。このことを十分に理解して、温度管理を徹底したり、材料の添加物などの安全面に気を配ったりする必要があります。

製菓衛生師の資格取得者は年々増えており、特に店長へキャリアアップを目指す人や、自分のお店を持ちたい人にとって、取得しておきたい資格のひとつになっています。

製菓衛生師免許とは

製菓衛生師の資格は、昭和41年に制定された「製菓衛生師法」に基づいて誕生しました。主に菓子製造業で働く人の資質の向上などを目的としています。

製菓衛生師免許を取得するには、都道府県知事が実施している製菓衛生師試験を受験しなければなりません。試験は住んでいる場所に関係なくどの都道府県でも受験できますが、実施されていない県もあります。また、一度受験資格を得られれば、合格するまで何度でもチャレンジすることができます。

製菓衛生師の試験

製菓衛生師の試験科目は6つあります。食品衛生の法律に関する「衛生法規」、病気予防など衛生に関する「公衆衛生学」、食品の素材全般に関する「食品学」、食品添加物や食中毒に関する「食品衛生学」、栄養の働きに関する「栄養学」、製菓の主な材料に関する「製菓理論及び実技」です。試験は全て4択問題で出題されます。

製菓衛生師の合格率

製菓衛生師の合格率は約70%前後です。学校でしっかりと苦手分野の克服や試験対策をしておけば、問題なく合格できるでしょう。学校によっては、90%以上の合格率を誇っているところも見られます。

おわりに

製菓衛生師免許は、多くのパティシエや和菓子職人が取得を目指す資格です。これからの時代、お客さまに「またあの店に行きたい」と思ってもらえる店にするには、衛生管理や安全性が重要なポイントになるためです。

将来、製菓業界で働きたいと考えている人にとっても、国家資格で知識を認められれば、大きな自信を持つことができるでしょう。

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