なりたい職業を探す/憧れの職業がきっと見つかる

「憧れの職業になるには?」を中心に、専門学校・大学・短大への進学を目指す高校生・社会人の方に向けてコラムやニュースを配信しています。

アニメーターに必要な資格、CGクリエイター検定

アニメーション制作の現場は、CG技術が普及したことで大きく変化しています。従来は手作業で行っていた工程をコンピュータ上で行うことによって、格段に作画スピードを上げることができるようになりました。CG関連の資格を取得していれば、将来、アニメーターとして仕事の幅を広げることができるでしょう。

ここでは、アニメーターを目指す人が知っておきたい「CGクリエイター検定」についてお伝えします。

CGクリエイター検定とは

アニメーターとして働くために、必ず必要になる資格はありません。しかし、アニメーション制作の現場でCG技術を扱うことが主流になった今では、CG理論をきちんと学んでおくことで、効果的な映像表現をすることができます。

そのため、「CGクリエイター検定」はアニメーターを目指す人なら取っておきたい資格のひとつとして認識されています。

CGクリエイター検定の資格とは

CGクリエイター検定はCG-ARTS協会が主催する、CGデザイナーやクリエイターのための資格です。映画・アニメーション・ゲームなどのCG映像の制作において、一定条件のシナリオや予算のもと、CG理論の知識・CGソフトウェアなどを効果的に用いるスキルが求められます。

資格は2種類に分けられており、CGやデザインに関する基礎的な能力を測る「CGクリエイター検定・ベーシック」と、CGや映像制作の専門的理解や応用能力を測る「CGクリエイター検定・エキスパート」があります。

CGクリエイター検定の試験

「CGクリエイター検定・ベーシック」では、CGの歴史やCG表現の基礎知識、CG制作フロー、CG制作ソフトなどについて出題されます。一方「CGクリエイター検定・エキスパート」では、動画撮影におけるカメラワークや演出、CGアニメーションの手法、シーンのレイアウト、映像制作を支える技術などについて出題されます。

CGクリエイター検定の合格率

2015年前期の「CGクリエイター検定・ベーシック」受験者数は1,524人で、合格率は80.4%でした。「CGクリエイター検定・エキスパート」受験者数は851人で、合格率は48.8%でした。

近年に関して言えば、合格率は上昇傾向にあります。

おわりに

一流のアニメーターになるには、アニメーションへの熱意はもちろん、確かな技術と知識が求められます。今、華々しい活躍をしているアニメーターたちも、誰もが苦しい下積みや勉強期間を乗り越えています。「CGクリエイター」の資格取得に向けて得た知識は、実際の制作現場で役に立つものばかりでしょう。