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社会福祉士に必要な資格

少子・高齢社会を迎え、社会のあり方が変化する中で、介護や引きこもりなど地域社会が抱える問題は深刻化しています。このような問題に対して、豊富な専門知識や経験をもとに援助のプランを組み立てられる社会福祉士の役割は、近年ますます重要になっています。

ここでは、そんな社会福祉士になるために必要な資格や、試験の合格率などについてご紹介します。

社会福祉士の資格

社会福祉士として働くには、社会福祉士免許が必要です。社会福祉士免許とは、福祉分野の法律や制度、さらにカウンセリングのための心理学などの知識を持っている証になります。社会福祉士社会福祉法人や医療法人の職員として働くケースが多く、給与や休日数などにおいて福祉業界では高待遇となる傾向にあります。

また、社会福祉士の資格を取得すると、相談者に安心感を持って接してもらうことができます。資格取得に向けて学んだ法律などの知識は、現場で他の行政機関と連携を取るときにも必ず役に立つでしょう。

社会福祉士免許」とは

社会福祉士免許を取得するには、国家試験に合格することが必要です。社会福祉士は1987年に制定された歴史ある資格で、介護福祉士精神保健福祉士と並ぶ、福祉三大国家資格のひとつとされています。

ソーシャルワーカー」と呼ばれるこれらの仕事は、「困っている人を助ける仕事」といった点が共通しています。異なる点は、介護福祉士は主に高齢者や体の不自由な人、精神保健福祉士精神障害者を援助の対象にしているのに対して、社会福祉士は高齢者や障害者、子ども、低所得者などを対象に、幅広く助言や指導を行うところです。

社会福祉士の試験

社会福祉士の試験は150問以上の問題数があり、しっかりと時間をかけて準備を進めなければ合格できない内容です。膨大な福祉分野の科目がすべて出題範囲になるため、日頃から計画的に勉強に取り組んで、苦手な科目は繰り返し問題を解くなどの対策をしておきましょう。

社会福祉士の合格率

平成27年度の社会福祉士国家試験の受験者数は45,187人で、合格率は27%でした。近年の受験者数は約4万人強、合格率は25%前後で推移しています。合格率からも試験の難易度の高さが伺えますが、この難関を乗り越えることで、福祉分野のエキスパートとして働くことができます。

おわりに

社会情勢が変化する中で、困っている人の暮らしを守ることができる福祉分野への期待が高まっています。社会福祉士の中には、さまざまな知識と経験をもとに、独立して自分の事務所を構える人や、大学などで講師として授業を行う人もいます。性別や年齢を問わず、努力次第でステップアップができる点も魅力のひとつです。

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