読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なりたい職業を探す/憧れの職業がきっと見つかる

「憧れの職業になるには?」を中心に、専門学校・大学・短大への進学を目指す高校生・社会人の方に向けてコラムやニュースを配信しています。

臨床工学技士になるには?

臨床工学技士

医療技術の発展に伴い、医療機器も高度化や複雑化が進み、その管理や操作には今まで以上に専門的な知識が求められるようになりました。そんな高度で複雑な医療機器を熟知する臨床工学技士は、医療現場において頼りにされる専門職であり、なくてはならない職業となっています。

ここでは、臨床工学技士になるための方法や将来性、実際に医療現場で働く様子についてご紹介します。

臨床工学技士になるには

臨床工学技士になるには、必要な知識を勉強できる専門学校、短大、大学で3年以上学び、卒業して国家試験に合格する必要があります。国家試験は、医学と工学の両方の知識が問われる幅広い内容となっていますが、学校の授業を大切にしながら、しっかりと国家試験対策を行うことで、合格を引き寄せることができます。

臨床工学技士の一日

総合病院に務める臨床工学技士の一日の流れについて、一例をご紹介します。

朝は、業務の始まりにミーティングを行います。この場で前日の報告や今後の打ち合わせをすることにより、スムーズに業務を行うことができます。

また、病棟や外来を巡回し、各所に設置されている医療機器が安全に使用されるように、点検やメンテナンスを行うとともに、現場の要望や患者の容体をチェックします。

その後、人工透析業務や心臓カテーテル業務、人工心肺業務など、それぞれの臨床工学技士に割り当てられた役割に応じて、使用する医療機器の事前点検や準備、操作を行います。それらの業務が終了した後は、使用した機器のメンテナンスを行い、患者情報を記録します。

夕方には、病院内の会議が行われることが多いため、臨床工学技士も参加します。会議ではそれぞれの現場の事例について報告し合い、スタッフ間の情報共有に役立てます。最後に日報を書き、一日の業務を終了します。

臨床工学技士の将来性

高度で複雑な医療機器を医師や看護師が片手間で操作することには限界があるため、医療機器を専門的に取り扱う臨床工学技士は、今後も必要とされるでしょう。医療機器のさらなる高度化により、臨床工学技士はなくてはならない専門職として、活躍の場が広がることが予想されています。

また、近年の医療法の改正により、医療機関には医療機器の保守点検が義務付けられた上、医療機器メーカーからの出向者による医療機器の操作が禁止されています。このことも、臨床工学技士の重要性を高める1つの要因となっています。

臨床工学技士の服装

仕事中の臨床工学技士は、セパレートタイプのケーシー型白衣を着用していることが多いようです。丈や袖の長い長白衣では、業務の邪魔になることもあるため、特に透析業務のように動きやすさが求められる現場では、上着の丈が短く半袖のケーシー型白衣が好まれています。

また、手術業務を中心とする臨床工学技士の多くは手術着を着ており、さらにその上に長白衣を着る場合もあります。

おわりに

臨床工学技士になるための方法や、医療現場で働く様子についてご紹介しました。ますます高度化する医療機器の安全を管理し、専門的に操作する臨床工学技士は、任されている業務範囲が広い仕事です。日々忙しく働いていますが、その分、大きなやりがいを感じることができると言えるでしょう。

広告を非表示にする