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臨床工学技士に必要な資格とは?

臨床工学技士になるためには、臨床工学技士免許が必要です。このほかにも、実際に業務を行う上で取得しておくと良い資格もあります。ここでは、臨床工学技士に関する資格を紹介するとともに、臨床工学技士として最も重要な免許の取得について、国家試験や合格率をご説明します。

臨床工学技士の資格

臨床工学技士になるためには、まず、臨床工学技士免許を取得しなければなりません。必須となるのはこの免許だけですが、ほかにも臨床工学技士として働く上で取得しておくと良い資格はいくつかあります。

具体的には、医用工学を応用したME機器・システムについて、その管理能力や他の医療従事者に指導できる資質を認定する「臨床ME専門認定士」や、臨床工学技士が行うことの多い血液透析について、高い専門知識を持つことを認定する「透析技術認定士」の資格が挙げられます。また、心臓外科手術に携わる臨床工学技士であれば、体外循環装置の操作技術を持つ「体外循環技術認定士」の資格も取得しておくと良いでしょう。

臨床工学技士免許とは

臨床工学技士免許は、臨床工学技士として働くために必ず取得しなければならないものです。

取得するためには、まず、臨床工学技士の養成課程がある専門学校、短大、大学を卒業し、受験資格を得た上で臨床工学技士国家試験を受けます。国家試験に合格したら、厚生労働省に免許の申請手続きを行い、有資格者名簿に登録されることで免許を取得することができます。

臨床工学技士の試験

臨床工学技士国家試験は、臨床工学技士免許を取得するための試験で、医学分野と工学分野の両方の知識を問われる内容となっています。受験資格は、臨床工学技士を養成する大学・短大・専門学校のいずれかを卒業することで得られます。

昭和63年に第一回臨床工学技士国家試験が実施されて以来、毎年多くの受験者が臨床工学技士を目指してこの試験に挑んでいます。近年における受験者数の推移を見ると、平成16年度の国家試験では1,600人弱であった受験者数が、平成23年度には2,000人を突破し、平成26年度には2,800人を超えるほどに増加しています。これは、臨床工学技士という専門職への注目度が高まって志す人が増えるとともに、受験資格を得るための学校が増加した結果であると考えられます。

臨床工学技士の合格率

臨床工学技士国家試験の合格率は80%程度です。学校別の合格率にはかなりのばらつきが見られますが、合格率100%という学校も珍しくはありません。国家試験に向けてサポート体制を整えている学校も多いようです。

おわりに

臨床工学技士免許を中心に、臨床工学技士に関係する資格をご紹介しました。臨床工学技士の免許を取得するための国家試験は、受験者数が増加しつつあり、注目度も高まっていますが、しっかりと対策すれば高い確率で合格できる試験です。