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救急救命士の資格

人の体を扱う医療の分野で働くには、ほとんどの場合きちんとした資格が必要です。では、救急救命士の資格はどうすれば取得できるのでしょうか?

ここでは、救急救命士の試験内容やその合格率などについてご紹介します。

救急救命士として働くためには、救急救命士の国家資格が必要です。また、救急救命士消防官採用試験に合格した地方公務員でもあります。そのため、救急救命士として消防署で働くには、救急救命士の国家資格を持っていること、消防官採用試験に合格していることという2つの条件をクリアする必要があります。

救急救命士とは

救急救命士とは、病気やケガの患者さんに対し、救急車の中で一定の救急処置ができる人のことです。通常の救急隊員と違うところは、患者さんに対して救命処置ができることで、医師の指導があれば特定処置も行えます。

救急救命士は平成3年に法律が制定されてできた仕事で、まだまだ人数は少ないのが現状です。しかし、将来的には1つの救急車に1人の救急救命士が乗ることが目標として設定されおり、消防庁で指導が進められています。

救急救命士の試験

救急救命士の試験は、毎年3月上旬の日曜日に、全国の主要都市で行われています。問題は200問の筆記試験で、基礎医学のほか、臨床救急医学総論、臨床救急医学各論といった専門的な分野からも出題されます。医学や治療に関する問題がほとんどですが、病人やケガ人を運ぶときの注意点なども問われます。

毎年似たような問題が出題されているため、勉強の際には過去の試験問題を活用するといいでしょう。学校で勉強した基本的な部分をきちんと理解しておくことが大切です。

消防官採用試験では、一般的な教養のほかに、消防官としての専門的な知識が必要です。さらに、身体や体力の検査と論文試験もクリアする必要があります。

救急救命士の合格率

救急救命士の合格率は毎年80パーセント以上で、国家試験の中では比較的合格率が高くなっています。年度によっては90パーセント以上の合格率となる年もあります。

ただし、救急救命士として働くためには、前述の通り消防官採用試験にも合格する必要があります。消防官採用試験は毎年採用する人数が決まっているため、地域によって差はありますが、倍率は全体的に高くなっています。平成26年の東京消防庁における採用試験の倍率は、13.9倍でした。消防官採用試験の勉強も、おろそかにしないようにしましょう。

おわりに

救急救命士は、しっかりと勉強をしていれば合格することは難しくない資格です。消防官採用試験と合わせて、計画的に試験対策をするようにしましょう。

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