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診療放射線技師とは?

ケガをした際に、レントゲンやCT検査を経験したことがある方は少なくないでしょう。こうした放射線を使用する機器は、放射線の専門家である診療放射線技師が取り扱っています。

では、診療放射線技師は、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか?ここでは、診療放射線技師の仕事内容や年収についてご紹介します。

診療放射線技師とは

診療放射線技師とは、人の体に放射線を当て、検査や治療を行う人のことを言います。もともと放射線の機器の扱いは医師が行っていましたが、放射線技術がどんどん高度になっていき、放射線に関するより専門的な知識や技術が必要になってきました。そこで放射線の専門家として、診療放射線技師という仕事が生まれたのです。

放射線は、人の体にとって決していいものではありません。診療放射線技師は、その危険性を理解した上で体に影響なく使えるよう、専門的な勉強を行っています。

診療放射線技師の仕事内容

診療放射線技師の仕事は、主に放射線を使った検査や治療を行うことです。胸や骨を撮影するレントゲン、人体を輪切り状に撮影できるCTなど、放射線を使って患者さんの体に異常がないかを調べます。これらで撮影した画像を解析し、医師がきちんとした診断をできるようにするのも、診療放射線技師の仕事です。

また、がんの治療に有効的な放射線治療も診療放射線技師が行っています。放射線治療の場合、診療放射線技師放射線をどのように当てたらいいのか判断し、治療の計画も立てます。そのほか、MRI超音波検査など、放射線を使わない機器も扱うことが多くあります。こういった機器の管理も、診療放射線技師の仕事のうちです。

診療放射線技師は、最低限の負担で最大限の効果が出るように放射線の当て方を考えます。その患者さんに放射線が効果的なのかを判断するのは、医師の仕事です。

診療放射線技師の年収

平成25年度の厚生労働省の調査によると、診療放射線技師の年収は平均530万円ほどです。月給にすると、大体36万円になります。

1年目の年収はおよそ350万円ですが、年齢を重ねるごとに上昇し、40代後半になると750万円ほどが平均額になります。経験や地域のほか、持っている資格によって給与が変わってくることも多く、レベルの高い技術を身に付けるほど年収が高くなる仕事と言えます。

おわりに

診療放射線技師の仕事はあまり知られていませんが、最新医療を支える大切な仕事です。重い病気に苦しむ患者さんを助けたいという方にとって、最適な仕事と言えるでしょう。

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