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鍼灸師になるには

鍼灸治療は、患者さんの体に鍼を刺したり、熱い灸で刺激を与えたりするものです。そのため、確かな知識や技術を持つことを必要とされます。鍼灸師として仕事をするには、「はり師」「きゅう師」の国家資格を持っていることが必須条件となります。では、どのようにしたらこれらの資格を取得し、鍼灸師として働けるのでしょうか?ここでは、鍼灸師になるまでの過程と、その後の働き方について具体的に見ていきます。

鍼灸師になるには

鍼灸師になるには国家試験を受験し、合格しなくてはなりません。それにはまず、鍼灸の知識を学べる専門学校・短期大学・大学のいずれかで3年以上勉強し、所定の単位を修めて卒業する必要があります。これは、国家試験の受験資格になっているため、避けて通ることはできない道です。なお、鍼灸師になるには、はり師ときゅう師の両方の資格が必要ですが、ほとんどの学校で両方の勉強ができるようなカリキュラムが組まれています。

鍼灸師の1日

鍼灸師の1日のスケジュールは勤務先によって異なりますが、ここでは鍼灸治療院のスタッフとして働いた場合のモデルケースをご紹介します。出勤するとまず白衣に着替え、院内の清掃を行います。施術を行うベッドのシーツを新しいものに変えたり、治療道具に不足がないかなどを確認したりします。その後、開院前にスタッフ全員で朝礼を行い、その日の予定や前日からの引き継ぎなどの情報共有を行うと、いよいよ午前の診療のスタートです。

お昼の休憩をとった後は、引き続き午後の診療に取り組みます。一人当たりの診療時間の目安は、メニューにもよりますが、およそ30分〜2時間です。また、医院によっては訪問診療を行っているところもあります。在宅で施術を受けたいというニーズは年々高まっており、鍼灸師として長く活躍するためには、経験しておくことをお勧めします。午後の診療を終えると、片付けや清掃、カルテの記入などを済ませ、終礼を行ったら1日の仕事は終了します。

鍼灸師の将来性

健康維持に対して意欲的な人が増えてきた昨今、体調を崩さないよう常にベストな状態に整えたいというニーズが高まっています。そこで注目されているのが、副作用が少ない東洋医学鍼灸です。働き盛りの年代の人々だけでなく、老人保健施設や老人ホームでもリハビリの一環として取り入れられることが多くなってきています。

また、美容業界においても鍼灸は大変注目されています。このように活躍のフィールドはどんどん広がっており、今後は一口に「鍼灸師」と言っても、さまざまな働き方を選ぶことができるようになることが予想されます。

鍼灸師の服装

診療時の服装は、動きやすく清潔感のある白衣が一般的です。多くの場合、職場で統一された白衣が用意されているため、通勤時の服装は特に規定がないことがほとんどです。各職場で定められた服装規定内であれば、ある程度の自由は認められることが多いでしょう。

おわりに

鍼灸師になるまで、そして実際に働き出した後の様子について、具体的にイメージすることはできたでしょうか?活躍の幅が広い分、将来必要となる知識を見極めて、それをしっかりと身に付けなければなりません。自分が進みたい方向性を明確に持ち、スキルアップしていくことがポイントとなるでしょう。

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