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歯科技工士に必要な資格

自分の作った技工物(詰め物や入れ歯など)で人々の口腔内の健康を支える歯科技工士。歯科医療の現場に欠かすことのできない大切な存在ですが、そんな歯科技工士の資格はどのように取得できるのでしょうか?

ここでは、歯科技工士資格の概要や試験内容についてご紹介していきます。

歯科技工士の資格

歯科技工士として働くには、厚生労働大臣、もしくは文部科学大臣が指定した専門学校・短期大学・大学で必要な知識を学び、学校を卒業する(卒業見込みを含む)必要があります。そこで初めて歯科技工士の国家試験を受験する資格を得られるからです。さらに国家試験に合格することは必須です。合格後は保健所に出向き、歯科技工士名簿に登録をしてもらうための申請をします。登録が済んでからはじめて、歯科技工士免許を取得することができます。歯科技工士の資格を取得するためには、こういった工程を通るため時間も費用もかかります。しかしその分、資格取得に成功すれば、将来就職先に困らないといった大きなメリットがあります。

歯科技工士とは

歯科技工士は、歯科医師からの指示に従って患者さんが使用する技工物を作ります。技工物とは、虫歯になって削った部分に入れる詰め物や、入れ歯、矯正装置、マウスピースなどの総称です。これらは、治療の一環にとどまらず、かみ合わせや将来の顔の輪郭の変化、さらには体の健康にまで関わってくる非常に重要なものです。歯科技工物の作成は、歯科医師と歯科技工士にのみ許可された仕事です。このことから歯科技工物を作るには、専門性の高い知識が求められることが分かるでしょう。

歯科技工士の試験

歯科技工士の試験は、筆記試験と実技試験の2回に分けて行われます。

筆記試験は、基本的な技工学に加えて、矯正歯科・小児歯科に特化した技工学、解剖学、歯科技工士法などの全8科目で構成されており、全科目必修となっています。実技試験は必修試験と任意試験とで構成され、任意試験については都道府県によって内容が異なります。なお、合格基準は年度によって異なり、合格者の発表時に合わせて公表されます。

また、試験は筆記・実技の順番で両方2月に行われ、合格発表は3月中旬頃になります。もっと詳しい内容については、厚生労働省より毎年発表されています。

歯科技工士の合格率

歯科技工士試験の合格率は、95%を超えるかなり高い値となっています。学校で学んだことがきちんと理解できており、必要単位を修めて卒業できる見込みがあれば、問題なく合格することができるでしょう。

なお、学校によっては国家試験の対策を丁寧に行ってくれます。過去出題された問題などを調べ勉強することに加えて、学校での対策授業にもしっかりと参加し、準備を整えておきましょう。

おわりに

歯科技工士を目指す上では、国家試験そのものよりも学校での授業や実習についていくことが課題になると言えます。授業内容を毎回確実に理解し、しっかりと復習する習慣を付けておくことが歯科技工士試験に合格するカギとなるでしょう。

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